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昔町百景 -第45回-

片雲の風にさそわれて  -異形の旅へ- 

「 マリア観音 」  群馬県吾妻郡長野原町  



300マリア観音?・長野原町雲林禅寺1102
マリア観音  /  群馬県吾妻郡長野原町・雲林禅寺


寺の参道、石段下にいる。
肉眼では良く判らなかったが、後で写真を明るく処理してみたら、モダンなフォルムと鮮やかな色彩が浮かび上がった。
詳細不明だがマリア観音に見える。
参道入口の地蔵、階段上の小さな観音石仏も魅力的である。



写真・文 宮本和義




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昔町百景 -第44回-

片雲の風に誘われて  -異形の旅へ-


「倉淵の百庚申」    高崎市・浅間神社


300倉渕の百庚申・高崎市1407

倉淵の百庚申  /  高崎市倉淵町

造立:寛政6年(1794) / ★市指定文化財 


碑の四面に青面金剛百体を浮き彫りにしている稀有なものである。

四面各々に25体の像が刻まれており、数が多いことを吉とする風習から造られたものであろうと考えられている。

表情も少しずつ異なっている。

一石百庚申は極めて珍しい。


写真・文 宮本和義


昔町百景 -第43回-

片雲の風に誘われて   -異形の旅へ-

「鏝絵の不動堂」  群馬県富岡市・成田山不動堂
300成田山不動堂・群馬県富岡市035「成田山不動堂」  /  群馬県富岡市


この不動堂は、修験者である多治見福寿坊の内仏堂として享保元年(1716)に創建された。

福寿坊第23代目の多治見賢友師が不動尊を勧進したのが最初とされる。

明治5年に多治見福寿坊は廃止され明治17年に千葉・成田山新勝寺において不動尊を再開眼奉安し成田山分霊所として許可された。

堂の扉や壁面を飾る見事な鏝絵は中国の故事にならった絵柄というが、側面の鏝絵は意識的に削がされたような感じもした。

しかしデコラティブな壁面は魅力的でその場を離れ難いものだった。



写真・文  宮本和義

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