風まち通信

国内を旅して出会った町並みや建築、そして建築家の人たちのことなどをお伝えしていきたいと思います

2017-10

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昔町百景 -集落を歩く-

 「奈良町」   
  身代わり猿の揺れる町         奈良県奈良市
  奈良町04・0602

  今は、行政上の町名に奈良町の記載はない。元興寺を中心とした一帯を奈
 良町と呼んでいる。奈良市の東部に位置する奈良町は、首都が平安京(京都)
 に遷都する前の首都・平城京(奈良)に起源する町である。中世には、東大寺、
 興福寺、春日大社などの社寺の町として発達し、近世には晒、墨、一刀彫など
 産業の町として発展した。奈良市は、古都のイメージが強い割には伝統的家並
 みの連なりがない。今となっては奈良町は貴重な存在となった。
  元興寺(世界遺産)の周辺に古い家並みが多く集まっている。奈良町の町屋
 は奥に長い鰻の寝床である。通りから奥に、店の間、中の間、奥の間と商空間
 から住空間に部屋が並んでいる。この様子は、公開されている「奈良町格子の
 家」で見ることができる。
  町を歩いていると、民家の軒に赤や白のお守りが下がっているのを見かける。
 これは「庚申さん=おさる」と呼ばれるもので、疫病除けのお守りである。庚申
 さんは、文武天皇の時代に疫病が流行した折、ある日、青面金剛が現れて疫
 病を退治した。この日が「庚申の年、庚申の月、庚申の日」であった。また、疫
 病を持ってくる「三尸(さんし)の虫」は猿が大嫌いだったという。この「おさる」は、
 飛騨などでも見られる。庚申さんが軒に揺れる奈良町を歩いていると、不思議
 なほどに気持ちが落ち着く。それは、商魂露わな観光町でなく、暮らしの息づく
 町だからだろう。
 :atelierM5 / Ki

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元興寺は穴場

 関西勤務が長かったのに元興寺は初めて参拝。縮小されて地味ですが、中身が濃いお寺ですね。玄人好みのお寺で、もっとPRして頂きたいと思います。古代瓦が色合いが素晴らしい。しかし、坊さんは冬は寒かったでしょうねぇ。

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